写真のようにコーキングが劣化してひび割れたり、
もしくはコーキングが無くなってしまっていて戸惑った経験はありませんか？
このブログでは、コーキングの重要性について解説します。
コーキングが亀裂があったりひび割れていたら外壁塗装を考えよう！
よくお客様から『コーキングが無くなってしまってるけど大丈夫かしら？』など、ご相談があります。
近年よく使われている外壁材のサイディングなのですが、近年のサイディング材は売れ始めた当初よりも丈夫な物が出てきましたが、実はサイディング壁にとってサイディング材以上にコーキングがとても重要なんです！
サイディングにとって何故コーキングが大切なのか？
外壁のサイディング材は大きく分けて２種類あります。窯業系サイディング・金属系サイディングとあります。
特に窯業系のサイディングは目地やサッシ廻りとコーキングが使用されている個所が多く、傷みやすいと言われています。
コーキングがどのような役割をしているか？
建物には必ず構造上、隙間や遊びが設けられています。雨水が建物に侵入しないように、建材の膨張収縮振動や季節・気候などに対応できるようになっています。また建物の内と外の温度差による結露湿気などが出ないように工夫されています。
コーキングも建物に雨水や風の侵入を防ぐと同時に建材の膨張収縮振動などに対応する為に力を逃がす役割をしています。なので、サイディング壁にとってコーキングはとても大切なんです！
コーキングが痛む原因と解決策
一般的なコーキングは対応年数が5~10年前後と言われています。
原因
・放置時間が長く経年劣化によるもの
・コーキングの厚みがしっかりとれていない（施工不良）
・プライマーがしっかり塗れていないor2面接着ではなく3面接着による施工（施工不良）
解決策
しっかり厚みをつけ、耐久性の良いコーキングで打ち替えをする。
コーキング打ち替えの際は、サイディングの際までキチンとコーキングカットして、プライマーの塗り忘れのないように、ボンドブレーカーを奥に貼ってから打ち替えする。
工事は塗装とコーキングセットで考えよう！
外壁塗装をしたいと考えた時に、塗料などを多く気にされる方がいますが、外壁塗装とコーキング工事はサイディングの外壁の場合ある種セットみたいな所があります。
中には、耐久性の高いサイディングを使用されていて、築年数が浅い場合などや新築時にあまりいいコーキングを使用せず築5年ほどでコーキング工事をしなくてはいけない状態の場合もございますが、一般的には外壁塗装とコーキング工事はセットと思っておいて貰った方が確実です。
