雨も多いですが、日中は暖かくなりましたが弊社の職人の中には花粉症で悩まされている人も何人か居り気の毒になります。皆さんはいかがお過ごしですか。今回はJ様邸の敷地内にある和風木造の飾り塀の補修になります。

この➜部分が腐ってしまったので新しい木材で作り直します。

水島親方から説明を聞き観に伺いました。昔の職人は長持ちさせるための工夫と手間を惜しまずに掛ける誇り高き職人さんだったのでしょう、との事。矢印部は水が溜まりにくいデザインやカットを行い下写真のように土台に設置する所は水分が溜まりにくく乾きやすいように刻んで接地面を小さくして風通しも良くとても考えられていました。「俺の造った物は長持ちするから、任しておけ✨」と聞こえてきました。


焼き入れの後がまだ少し残っています。木材の表面を焼くと炭化層ができ木の風化を遅らせることが出来ます。木は、酸化に弱いのでいつまでもジメジメと濡れていたりする事がよくありませんので、とても良く考えられていました。


補修は完了。後はオイルステイン塗装を行います。
住まいの事で気になることがありましたら、お気軽にスズモトリフォームにお声かけください。